『万物観察記:モノの宇宙を探検する超絶フィールドワーク』

万物観察記
岡本 信也, 岡本 靖子 / 情報センター出版局(1996/03)
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■目次

本書に登場するとんでもないモノ

A モノの出現

奇形植物
ダンボールの家
工事現場
落ちていた精子
赤いマーク
足跡
埋もれる表札

B モノの形象 1:意味と無意味の境界

おにぎりの山
横開きの牛乳箱
門灯
壁のヒビ
雨模様
コップの水滴

C モノの形象 2:カッコいい・カッコわるい

身体のカタチ
究極の着くずし
交通整理員の服装
下着を集める
女の足元
女子高生とコウモリ
買い物カゴ
てぬぐいのかぶり方
ももひきの干し方
[コラム 無用の観察]

D モノの形象 3:いわゆる意匠とは何か

茶碗のスタイル
さじ
割り箸
ユビヌキ
いわゆる松・竹・梅
しめ飾り
こも樽
[コラム 可視光線外の観察]

E モノと空間

夕日八景
日の丸
ガード下の陰影
あかり
街路樹の根元
ゴミがゴミを呼ぶ重力地帯
つばめの巣
邪魔なクーラー
コンクリの遺物
下町3点セット
落とし物
[コラム 怒りの観察]

F モノと時間

ドラム缶の運命
木のドブ板

墓の竹筒
屋根神様
バスの運転席
電車ラーメン
臼の転用
やかんの植木鉢
補修の美

G モノとヒトの交点

洗脳するスイッチ
ガチャ
10円玉ショッピング
カレーうどん
もなかの威力
落ち葉
イワシの頭
ポリ袋の音色
軒下の縁台
都会と田舎の掲示板
平成バブル落書き

H モノの立場とその変化

シジミもどき
水中めがね
鳥おどし
黒猫
ビトーのおばさん
犬便禁
読書と歩行
[コラム 観察の感染]

I モノと自己

あっというモノ
宝石の拾い方
家の石
冬眠していたカエルたち
時間のたまり場
ヒトはなぜ、モノを選ぶのか

あとがき